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クエーカーホートン(旧:日本ホートン)は、世界の特殊潤滑油市場で高いシェアを誇るグローバルメーカーです。こちらで扱う浮上油回収装置の特徴について、まとめて紹介します。
クエーカーホートン(旧:日本ホートン)は、クエーカーケミカルとホートンインターナショナルが合併し両社の強みを生かした工業用プロセス油剤の世界を牽引している会社です。
世界25か国以上で事業展開を行い、数千の企業とを顧客として持ち確固たる地位を築いている企業といえるでしょう。
クエーカーケミカルとホートンインターナショナルの両社の知識を併せ持つことで、実際の加工現場だけでなく、自社の研究所や会社・工場などで問題解決の努力を行っています。それぞれの部門に適した専門家がおり、また4,000人の従業員がそれをサポートしています。
顧客の総合的な油剤管理を行う「マネージメントサービス」、機器メーカーと協力しコストを抑え、顧客の運用効率を高める「機器ソリューション」、すべての製品ごとにフィールドテクニカルと専門的な油剤テストを顧客提供する「テクニカルサービス」、作業効率を改善するため機器のメンテナンスなど油剤に関わる様々な提案を顧客に行う「エンジニアリングサービス」など充実したサポート体制を取り入れています。
クエーカーホートン(旧:日本ホートン)が提供する浮上油回収装置に関する導入事例は、公式サイトに見つかりませんでした。
クエーカーホートンの浮上油回収装置「シースルーセパレーター」は主に、水溶性の切削液や洗浄液などに含まれる浮上油の除去として、各種加工メーカーで導入されています。世界的に信頼されているメーカーですから導入実績も多く、2015年と2016年の実績は600台以上(※)も販売されています。
参照元:ジュンツウネット21( https://www.juntsu.co.jp/syohinbox/2004050.php)
シースルーセパレーターは、クーラントをはじめ各種水溶性液に混入する浮上油を、吸い込み用のフロートと水中に沈めた電動ポンプで吸い上げる方式の浮上油回収装置です。フロートは渦を巻くように動きながら吸い込むため、スラッジの除去にも効果的です。
回収した浮上油は、分離機内で親油性の高いインナーメッシュに吸着されます。大きな油滴となって凝集されると、分離タンク上に浮上。それを、上部の廃油用ドレンバルブから排出するしくみになっています。
シースルーセパレーターの設置は、必要な場所にマグネットプレートを取り付け、そこに分離タンク本体を引っ掛けるように取り付けます。一般的な浮上油回収装置のように、別途スペースを設ける必要もありませんから、スペースの狭い場所でも設置が可能です。
導入後のトラブルなども応じていますが、海外製品のため修理対応などに時間を要するおそれがあります。メンテナンス体制について、導入前に確認されることをおすすめします。
浮上油回収装置導入を検討する前に、まずは自社の課題を改めて明確にしておきましょう。
浮上油回収装置は、浮上油以外の鉄くずなども対応できる機器を選びましょう。デモ機の貸出を行っているメーカーが望ましいです。
工作機器は千差万別。自社の設備にあった装置を扱っているか貸出で確認できるので、製品の種類の多さもチェックポイントと言えます。
このサイトでは、上記3つのポイントをクリアしたメーカーを、さらに絞り込んだおすすめの3社を比較しています。
販売会社 | 日本ホートン株式会社 |
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導入先 | HPに記載はありませんでした |
所在地 | 〒108-0074 東京都港区高輪2丁目16-45 高輪中山ビル3F |
電話番号 | 03-5449-6550 |
営業日/定休日 | 要問い合わせ |
HP | https://home.quakerhoughton.com/ja/ |
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