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ドレン処理用装置を中心に、浮上油回収装置やエアーフィルターなどを扱うFkフクハラ(株式会社フクハラ)。こちらが提供する浮上油回収装置の特徴を紹介します。
1971年に「エアコンプレッサー専用ドレン抜きの総合コンサルタント」として創業。「感動をもたらす省エネ、環境関連機器をデザインする」を合言葉に、独自の製品開発に励んでいます。2001年4月には油水分離装置の技術開発で黄綬褒章、2012年11月油水分離装置の発明と工業化で旭日双光章を授章しています。
ドレン抜きの総合コンサルタントとして、コンプレッサードレンを自動排出する装置(ドレントラップ)、メカニカルシールからの液漏れを検知するする装置(リークアラーム)、油圧タンク内の水を自動排出する装置(タンクオイルドレイナー)など自社工場で開発・製造・販売を行っています。
国内外問わず多くの特許や賞を受賞し社会貢献しています。発明・開発に注力することで環境に考慮し、環境汚染の防止に努めています。
環境にも配慮し、フクハラを代表する「ドレンデストロイヤー」は無電源で稼働するほか、油を含んだフィルターエレメントを交換し、油吸着槽を再利用しています。さらにサーマルリサイクルも確立し、回収したフィルターエレメントを燃やして発生した熱を火力発電として利用しています。
Fkフクハラが提供する浮上油回収装置に関する導入事例は、公式サイトに見つかりませんでした。
Fkフクハラでは、ベルト式の浮上油回収装置「スーパースキーマー」を提供。スーパースキーマーは主に、コンプレッサドレンの浮上する工作機械用潤滑油や切削油、油圧作動油、工業用洗浄液などの浮上油回収に活用されており、各種加工工場で導入されているようです。NCマシンなどの水溶性クーラントに浮上する油の回収にも対応します。
従来製品には、ベルト周辺の浮上油しか回収できない製品が多くみられますが、Fkフクハラの浮上油回収装置「スーパースキーマー」には浮上油引寄せ機構を装備。浮上油引寄せ機構が、槽内をかき混ぜるように水流を発生させ、広い範囲の浮上油の回収を実現します。なお、浮上油引寄せ機構は特許取得済の技術です。
Fkフクハラの浮上油回収装置「スーパースキーマー」では、親油性に優れたベルトを採用しています。ベルトをゆっくり回転させ、さらに引寄せ機構で槽内全体の浮上油を引き寄せることによって、効率的な回収ができる仕様になっています。
高度な技術が使われているスーパースキーマーですが、構造はいたってシンプル。メンテナンスも容易で、故障しづらい設計になっているようです。また、耐久性や耐熱性にも長けており、使用温度は2~60℃(凍結しないこと)になっています。
Fkフクハラの製品は、原則として販売代理店を通じて購入できます。設置に関しては、購入者側でおこなうのが基本のようです。
導入後のメンテナンスやトラブル対応は、都度おこなってくれます。なお、公式サイトでユーザー登録することにより、メンテナンス時期などのサポート情報を伝えてくれるそうです。
浮上油回収装置導入を検討する前に、まずは自社の課題を改めて明確にしておきましょう。
浮上油回収装置は、浮上油以外の鉄くずなども対応できる機器を選びましょう。デモ機の貸出を行っているメーカーが望ましいです。
工作機器は千差万別。自社の設備にあった装置を扱っているか貸出で確認できるので、製品の種類の多さもチェックポイントと言えます。
このサイトでは、上記3つのポイントをクリアしたメーカーを、さらに絞り込んだおすすめの3社を比較しています。
販売会社 | 株式会社フクハラ |
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導入先 | HPに記載はありませんでした |
所在地 | 〒246-0025 神奈川県横浜市瀬谷区阿久和西1丁目15-5 |
電話番号 | 045-363-7373 |
営業日/定休日 | 要問い合わせ |
HP | https://www.fukuhara-net.co.jp/ |
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