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独自のバケット式を採用したチェーンバケットスキマーを提供しているBUNRI。ここでは、BUNRIの浮上油回収装置の特徴や導入事例をはじめ、ものづくりへのこだわり、サポート体制などを紹介します。
BUNRIは1960年に創業して以来、60年以上に渡ってクーラント濾過・切粉処理システムの開発に取り組んでいる専門メーカーです。製品開発では顧客目線での使い勝手の良さを一番に考えており、メンテナンスのしやすさや動作がスムーズかなど、細部にまでこだわった設計がされています。
工場のランニングコストや製品の加工精度に大きく影響するからこそ、BUNRIでは現場の作業効率の改善に貢献できるように、濾過装置の性能にこだわった製品開発を行っています。性能が向上することでマシントラブルも少なくなり、メンテナンスにかかる人件費の削減や不良発生率の低減、ラインの稼働時間の確保が可能に。
また、使い捨ての消耗品を必要としない濾過装置の開発にも力を入れており、浮上油回収装置にも消耗品の少ないバケット式を採用。消耗品の交換が不要となることで、ランニングコストの削減を実現しています。
ベルトが切れて動作しなくなったことにより、BUNRIのチェーンバケットスキマーへと乗り換えた事例です。
導入前はベルト式オイルスキマーを使用しており、経年損耗でベルトが切れて機能しなくなったことが課題となっていました。BUNRIのチェーンバケットスキマーを導入後は、バケット式のためベルトが経年損耗で切れる心配がなくなり、油の回収効率も改善しています。
参照元HP:BUNRI公式サイト(https://www.bunri.com/case/cbs_1/)
BUNRIのチェーンバケットスキマーは、独自のバケット形状で浮上油を効率良く回収できるように設計されており、それが今回の事例での回収効率の改善につながっています。また、バケット形状で消耗品が少なく、耐久性も高いため、消耗品のランニングコストや部品の経年劣化に悩んでいる方に適した装置と言えるでしょう。
BUNRIのチェーンバケットスキマーは独自のバケット形状が採用されており、浮上油やスカムを効率良く回収することができます。BUNRIの調査によると、チェーンバケットスキマーの回収能力はベルト方式の約7倍とのこと。仕組みとしてはクーラント液をくみ上げ、クーラントとスカム・油の比重差を利用して分離。回収した浮上油はオイルBOXに排出され、クーラントは再度タンクに戻る設計になっています。
BUNRIのチェーンバケットスキマーは低粘度の浮上油や洗浄機の加温している液にも対応でき、高い汎用性も兼ね備えています。また、バケット式なので消耗品が少なく、ベルト式に比べてランニングコストの削減が可能。耐久性や耐薬性にも優れており、長く使えるのもポイントです。
BUNRIのチェーンバケットスキマーでは3つの機種を展開しており、省スペースタイプ・標準タイプ・集中装置用の大型タイプの中から顧客のニーズに合う製品を提案しています。また、オプションとしてステンレス仕様やバケット倍仕様にも対応。オーダー製品の相談も受け付けているため、自社のニーズにより合った浮上油回収装置を導入できます。
顧客の要望に応えられるよう、営業担当やテクニカルサポートスタッフが現場確認を行い、現状を把握。そのうえで生産現場に必要な仕様や機能を備えた装置の提案を行っています。
デモ機の貸出については公式サイトに記載がなかったため、導入前に効果を確認したい方は事前に問い合わせておきましょう。
営業担当やテクニカルサポートスタッフが現場を定期訪問し、部品の経年劣化や交換時期などを確認。不具合があれば、迅速に対応してもらえます。また、テクニカルサポート部署が各地域に設置されており、急ぎの要件にもすぐに対応することが可能です。そのほか本社工場に製品パーツ専門の窓口を設け、最短で当日、平均だと3~5日で製品パーツを納品できる体制を整えています。
販売会社 | 株式会社ブンリ |
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導入先 | 自動車部品、電気部品、重機関係、船舶エンジン、航空機部品、眼鏡、注射器製造、工作機械メーカーなど |
所在地 | 本社:〒140-0014 東京都品川区大井1-34-8 |
電話番号 | 03-3778-2061 |
営業日/定休日 | 記載なし |
HP | https://www.bunri.com/ |
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