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浮上油回収装置の導入により、加工工場が抱えるさまざまな問題を解決できます。具体的に解決できる問題点を紹介しますので、自社の状況と照らし合わせながらご覧ください。
浮上油回収装置は、文字通り、浮上油を回収してくれる装置です。クーラントタンク内などに混入した浮上油は、切削液(クーラント液)を腐敗させる一因となり、悪臭を放ったり、工作機械の作動不良や摩耗などによって生産性の低下を招いたりと、工場環境や加工品の品質に影響を与えることがあります。
浮上油回収装置を導入することで、問題の根源となっている浮上油をいち早く回収でき、工場環境の改善や加工品質の維持につながるほか、作業員の安全性と健康を守ること、産業廃棄物の処理費用をはじめ工場の運営コスト削減など、さまざまなメリットをもたらします。
工場内に充満する不快な悪臭の一因に、クーラント液の腐敗があります。その腐敗を早める原因のひとつが、浮上油です。なぜ浮上油がクーラント液の腐敗を早め、悪臭のもとになるのでしょうか。また、その解決策に浮上油回収装置が有効な理由も解説します。
「クーラントタンクにつながったろ過装置が、よく自動停止する」。その原因は、浮上油や微細スラッジにあるかもしれません。いわゆる「チョコ停」が起きないようにするためには、浮上油回収装置によるクーラント液の改善も一手です。
近年、産業廃棄物の廃棄コストが上昇傾向にあります。廃棄コストが年々上がるなか、「回収した浮上油」「使用済みクーラント液」を抑えることも、コスト削減につなげる一手ではないでしょうか。そこでも、浮上油回収装置が活躍します。
クーラントタンクの清掃で、浮上油やスラッジが沈殿した汚泥の処理に頭を悩ませている方も少なくないでしょう。重労働の清掃作業を回避するために、浮上油回収装置を導入するという方法もあります。
悪臭や機械停止などのお悩みは、浮上油だけが原因ではないことも。
そこで、様々な現場に広く答えてくれる浮上油回収装置の中でも、デモ機レンタルで導入検討ができる製品ラインナップを厳選しました。
浮上油回収に必要な機能を備えた小型仕様。
狭いスペースでも収納が可能