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圧縮エアという、コンプレッサーで作られるエアを使った液体輸送装置やモーター製品が評判のアクアシステム。こちらで扱う浮上油回収装置「J-FS」について、導入事例や製品の特徴をまとめて紹介します。
装置を導入した工場現場が、少しでも効率的・合理的に稼働することを願うアクアシステム。自社の製品開発においては、良い点をさらに伸ばし、悪い点を改善していきたいという謙虚な姿勢を基本としています。
この姿勢を継続的に維持していくため、アクアシステムでは、自社製品の導入現場から多くの「お客様の声」を回収。自社製品に対する率直な感想に耳を傾け、次なるマイナーチェンジ、メジャーチェンジへと活かしています。導入企業からの問い合わせについては、コールセンターではなく、あえて販売担当者が対応しています。
アクアシステムを含め、浮上油回収装置を開発する全ての企業は、開発のベースに「環境保全」という方針を置かなければなりません。この方針を抜きにした機械装置は、今後、あらゆる現場で導入されなくなる恐れがあるからです。
アクアシステムは「環境保全」という意識を強く持つ企業。国際標準化機構(ISO)が認定するISO9001認証を取得するだけではなく、実際に現場がISO9001規格に準拠して運営されているかどうかを確認する目的で、徹底した内部監査体制を構築しています。
スラッジやヘドロ状の研磨粉もろ過できるろ過機を導入し、毎月2回、3人がかりで30分も行っていた重労働のスコップ作業から、スラッジやヘドロを週1回捨てるだけの簡単作業になりました。
循環式ろ過クリーナー(J-FS)を導入してから、加工不良が減り、クーラント液交換費、外注委託費用が減ったことで、80%コスト削減する事に成功しました。
大規模なクーラントタンクを所有する工場では、悪臭だけでなく、クーラントタンクの清掃にマンパワーが必要となり経費もかかります。アクアシステムの導入事例では、悪臭の改善に加え、清掃作業から解放されることによる労働改善、さらにはクーラント液の交換回数を減らせるといった点でコスト削減も実現する事例が目立ちました。
アクアシステムの「J-FS」は、エア式ろ過クリーナーを採用しています。ろ過フィルターは、ステンレスを使用。使用後には洗浄が必要ですが簡単に清掃でき、メンテナンスも楽に。繰り返し使用できるエコな製品です。なお、同じシリーズのJ-FFは不織布フィルターを採用しており、使用後は廃棄できるメンテナンスフリーの装置です。
ろ過されたクーラント液はタンク内に即座に戻される、ダイヤフラム循環式の装置。NCマシンなどの工作機械を停めずに清掃ができます。生産効率を落とすことなく使用できますし、タンク内の清掃回数も減らせ、コストの削減も期待できます。
動力は圧縮エア(コンプレッサーで作られる空気)で、電気は使用しません。漏電の心配もなく、安全に使えます。また、コンパクトにおさめた装置サイズですから、狭いところでも活用できます。
使用する装置やポンプの選定相談や、デモ機の貸出などにも対応しています。また、製品によってはアクアシステムのオンラインショップでも購入できるようです。
導入後はユーザー登録を行うことで、メンテナンスや修理に対応してくれます。なお、修理が必要な場合は、装置をアクアシステムに送付することになります。
浮上油回収装置導入を検討する前に、まずは自社の課題を改めて明確にしておきましょう。
浮上油回収装置は、浮上油以外の鉄くずなども対応できる機器を選びましょう。デモ機の貸出を行っているメーカーが望ましいです。
工作機器は千差万別。自社の設備にあった装置を扱っているか貸出で確認できるので、製品の種類の多さもチェックポイントと言えます。
このサイトでは、上記3つのポイントをクリアしたメーカーを、さらに絞り込んだおすすめの3社を比較しています。
販売会社 | アクアシステム株式会社 |
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導入先 | HPに記載はありませんでした |
所在地 | 〒522-0081 滋賀県彦根市京町1丁目3-1 |
電話番号 | 0749-47-5215 |
営業日/定休日 | 9:00~17:30/土日祝定休 |
HP | https://www.aqsys.co.jp/ |
悪臭や機械停止などのお悩みは、浮上油だけが原因ではないことも。
そこで、様々な現場に広く答えてくれる浮上油回収装置の中でも、デモ機レンタルで導入検討ができる製品ラインナップを厳選しました。
浮上油回収に必要な機能を備えた小型仕様。
狭いスペースでも収納が可能