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ベルト

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浮上油回収装置にはさまざまな種類があり、代表的なのがオイルスキマーです。オイルスキマーはベルトや円盤などに付着した浮上油を回収する仕組みになっており、ここではベルトを使った浮上油回収装置について紹介します。

ベルト式の仕組み

ベルト式の浮上油回収装置では、親油性の高い材質のベルトを浄化対象の液体に入れ、回転させることで浮上油を絡めとる仕組みになっています。ベルトの材質はスチールやステンレスといった金属製が一般的ですが、特殊樹脂を使用する場合もあり。ベルトを使い分けることで、さまざまな性質の液体や油に対応できます。

ベルトの種類のなかでも金属製のベルトは油による劣化が少なく、長持ちしやすいのが特徴です。また、スチールやステンレスなので使用後にリサイクルもでき、環境に優しい一面もあります。

ベルトの材質

スチール・ステンレス

ベルトの材質で最も一般的なのが、スチールやステンレスです。スチールやステンレスが多く採用される理由としては、油は金属に付着しやすいという性質を持っており、優れた油水分離性能で効率的な回収を期待できるため。また、耐久性が高いのでベルトの寿命が長く、交換の頻度を減らしてコスト削減を図ることも可能。そのほかにも廃油の臭いの発生を防いで、職場環境の改善を期待できるメリットもあります。

特殊樹脂

親油性の高い特殊樹脂をベルトに使用することで、優れた回収能力を期待できます。油水分離性能も高く、回収した油に水分がほとんど含まれないのも特殊樹脂ベルトの特徴です。ただ、貯留槽内の薬品(有機酸)によって劣化し、特殊樹脂がすぐに剥がれてしまうことも。その場合はエッジシールとベルトを一体化させるスマートシール加工を施すことで、有機酸が染み込むのを防ぎ、特殊樹脂の長寿命化を期待できます。

浮上油回収装置・編集チームまとめ

ベルト式はベルトの材質によって特徴が異なるので、液体や油の性質に対して適切なベルトを使用することが大切です。そのため、ベルト式の浮上油回収装置を導入する際は、メーカーに現場に合ったベルトを相談すると良いでしょう。

また、浮上油回収装置にはベルト式のほかにも、円盤式やスクリュー式などの種類もあります。種類によって仕組みや装置の大きさが異なるので、デモ機をレンタルして確認するのがおすすめです。ただし、デモ機の貸し出しに対応していないメーカーもあるため、比較検討の材料としてデモ機の貸し出しの有無についてもチェックしてみてはいかがでしょうか。

     
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